material 建材
住宅、美術館、ホテル、オフィスビルなど様々な建築に石材が使われています。一つ一つ異なる表情を持つ石材は、建築に個性を生み出し、高級感を与えてくれます。タイルに比べて耐久性に優れ、長年美しい質感を保てることも石材の魅力の一つです。
建材として使用する際に最も気を遣うことは、石と石の組み合わせです。組み合わせには経験とセンスが求められ、組み合わせ次第で建築の表情が変わってくるのです。当社は建築家の方から直接ご相談いただくこともあり、様々な石材の中からイメージを再現できる石の組み合わせを提案しています。
また、建材としてだけでなく、石のカウンターやオブジェなど屋内の家具や空間演出にも石の魅力が生かされています。
ご注文から
納品までの流れ
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STEP1お問い合わせ
石の使用イメージをお聞かせください。
参考となる写真がありましたら、メールやLINEでお送りください。 -
STEP2石材の選定
建築や空間のイメージにあった石材や色の組み合わせをご提案します。
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STEP3発注
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STEP4
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STEP5納品
- 納期
- 要相談
- 対象地域
- 全国のご注文に対応しています。
石の風合いと加工方法
自然石の風合いを生かした石材
割肌(わりはだ)
庵治石の自然な質感を生かして仕上げた石材です。
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カサネ肌(白)
岩盤の南北の筋に沿って剥離した面を生かした石材です。
斑点や虎模様など様々な表情を持っています。 -
カサネ肌(錆)
岩盤の南北の筋に沿って剥離した面を生かした石材です。
カサネ肌(白)よりも赤みがかっていて表情に深みがあります。 -
割肌(白)
クサビなどで人工的に割った面を生かした石材です。
カサネ肌よりも表面が荒々しく、庵治石らしいグレー色が特徴です。 -
割肌(錆)
クサビなどで人工的に割った面を生かした石材です。
割肌(白)よりも赤みがあり表情に深みがあります。 -
二番肌(白)
岩盤の東西の筋に沿って割った面を生かした石材です。
庵治石のグレー色の上に、カルシウム分の白い色が重なった独特の表情があります。
砂利
大きな石を砕いて砂利に加工しています。庭石や骨材として使用できます。
サイズ
2mm~5mm/5mm~8mm/5mm~13mm/13mm~20mm/20mm~30mm/30mm~40mm
栗石
石垣や庭石などに使用できます。庵治石の栗石は平らな面が多いことが特徴です。庵治石らしいグレー系の石と、赤みを帯びた錆石があります。
サイズ
小栗10kg~50kg/規格50kg~200kg/中栗200kg~1t/大栗1t~2t/大栗以上2t以上
手仕上げ加工の石材
職人が手作業で加工する、伝統的で味わいのある仕上げ方法です。滑り止めの効果もあります。
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ノミ切り仕上げ
ノミを使い表面を粗く仕上げる方法です。ノミ跡の素朴な陰影が特徴です。
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ビシャン仕上げ
ミートハンマーのような道具で表面に細かな凹凸をつけて仕上げ方法です。
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コタタキ仕上げ
専用の刃で平行線状の細かな刻み目をつけて仕上げる方法です。
機械仕上げの石材
板材 研磨
磨けば磨くほどに美しい模様が浮き出てくる庵治石。最高級の庵治石細目には「斑(ふ)が浮く」と言われる、かすみのような幻想的な模様を見ることができます。
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庵治石 細目(こまめ)
庵治石の中でも最も目の細かい極上品。「斑が浮く」と表現される二重のかすりのような模様は、細目に最もよく現れます。
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庵治石 中細目(ちゅうこまめ)
細目と中目の中間にある石。細目に比べると鉱物の粒子が大きいですが、石質や艶は細目に引けを取りません。
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庵治石 中目(ちゅうめ)
細目に比べて粒子がやや大きく、黒雲母が少ないことから白っぽい色に見えます。
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庵治石 錆石
やや赤みを帯びた色が特徴です。まれに「赤班」と呼ばれる錆色の斑(ふ)が見られる石もあります。
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庵治石 ムラ石
細目と中目の2つの模様が途中で切り替わっている珍しい石。自然が作り出した、一点ものの希少な石です。
板材 粗面
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ブラスト仕上げ
石より硬いカーボン粒子を吹き付けて表面を削る仕上げ方法です。
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バーナー仕上げ
表面をバーナーで焼き、熱に強い石英を残すことで凹凸をつける仕上げ方法です。