墓石の製造工程
ご家族、ご本人にとって一点ものとなる墓石。
ムレギ・ストーンは、一つ一つの石に真摯に向き合って加工し、石の魅力を最大限引き出しています。
切削・第一検品
大型の人工ダイヤモンドカッターで石の表面を剥ぐように切削します。切削した石にキズが無いか第一検品を行います。検品後、注文のサイズにカットします。
墓石は、竿石、上台、中台、芝台など複数の石で構成します。それらの目合い、色の違いがないように細心の注意を払っています。
自動研磨・第二検品
切削の次は研磨を行います。石のサイズにより大型自動研磨機と小型自動研磨機を使い分けています。研磨は8工程で、80番、200番、400番(2回)、800番、1500番と徐々に目の細かい研磨で数時間かけて磨き上げます。
墓石の研磨で重要なことは正確に90度で磨くこと。現場で安心して墓石を組めるように、寸分の狂いもないよう調整しています。
研磨後に第二検品を行います。磨く前には見えなかったキズのチェック、目合や色の違いも再度チェックします。
手動研磨
自動研磨機で磨けない狭いところや傾斜のついた水垂れは手動研磨機で磨きます。
役物加工
役物加工は、曲線や細かな形状、穴あけなどの加工のこと。役物専用のカッターや研磨機を使い、手作業で仕上げます。図面通りに形作ることは基本ですが、図面のわずかな違和感を調整できすことも当社の技術の一つ。細部に宿る日本の伝統美を大切にしています。
仮組み検品
仕上がった墓石を工場内で仮組みをして、正確に90度が保たれているか、問題なく組み立てられるかをチェックします。仮組み検品は手間がかかるため、実施している企業は比較的少ないです。
当社では、設置現場でのクレームを限りなくゼロにするために、仮組み検品を重要視しています。